【残業・人間関係】第二新卒が面接で言ってはいけない退職理由2つと例文

面接 退職理由

第二新卒での転職は、新卒での転職と異なり前職での経験や実績を面接官に対してアピールします。

ただ、前職を辞めた理由が後ろ向きな理由の場合、どのような退職理由で面接官を納得させるのか、非常に難しいと思います。

とくに人間関係で退職された方や労働環境が苦痛で退職された方は、誤解のないように退職理由を述べる必要があります。ちょっとした言葉の言い回しや伝え方であなたに対する面接官の印象はかなり変わるでしょう。

そこで、今回は第二新卒が言ってはいけない退職理由2つといくつかの例文を用いて紹介していきます。

なお、参考文献として、ウズキャリの岡本啓毅副社長が出版された「既卒、フリーター、第二新卒の就活はじめの一歩」から一部を抜粋して記事を作成しています。

第二新卒で言ってはいけない退職理由2つ【残業・人間関係】

1.辞めた企業を悪く言う

面接でやってはいけないことの一つがこの「辞めた企業を悪く言うこと」です。

「ブラック企業に入社してしまい会社のせいで辞めざるを得なかった」、「自身が考えていた業務内容とは完全に異なっていた」、「職場での人間関係が上手くいかずに早期離職をしてしまった」などの理由で退職した場合、会社とあなたの両者に問題があるかと思います。

しかし、面接の場では文句を言いたい気持ちを我慢しましょう。辞めた企業の悪口を言ってしまうとあなたの評価が下がります。

悪い例

あなた
前職は「ノルマがきつく」どうしても「残業が多く」なってしまうため退職しました。
面接官
ノルマと残業が嫌で辞めたんだな。うちに来てもちょっと嫌なことがあれば、すぐ辞めるんだろうな。

良い例

あなた
前職よりも「少数精鋭」の会社なので「営業力が身につく」と思いました。
面接官
前職が嫌だからうちに入りたいと言う後ろ向きな理由ではなく、前向きな理由で転職を考えているんだな。

2. 退職理由をいくつも話す

もう1つ面接でやってはいけないこととして、「退職理由をいくつも話す」が挙げられます 。

もちろん、いくつかの要素が重なって退職することが大半でしょう。労働時間が長いとか、給料が安いとか、仕事内容が思っていたのと違った、などがあると思います。

そして、それを面接官に全て話す方がいるかもしれません。

しかし、いくつも退職理由を言うことで、あなたをアピールする時間が失われてしまいます。また、退職理由を羅列した言い方をすると、企業の悪口を言っているようにどうしても聞こえてしまいます。

そのため、退職理由はできるだけ一つに絞り、退職理由を話す時間を最小限にするよう心がけましょう。

第二新卒の退職理由(辞めた理由)・転職理由の例文【残業・人間関係】

ここからは、状況別に具体的な退職理由を述べていきます。

新規の営業から既存の営業に転職するケース

「現職では新規開拓営業として一年間勤務してきました。新規のお客様から信頼を得て、成果を出せたことは、自分にとって非常にいい経験となりました。しかし、現職では一度売ったら終わりの商材を取り扱っていることもあり、お客様と長期的な関係を築くことがどうしても難しいと言う状況(退職理由)があります。営業として、よりステップアップするために、お客様と長期的な関係性を築くことができ、関係性を深めて行けるような仕事に挑戦したい(退職理由から繋がる志望動機)という気持ちで、転職活動を開始いたしました。」

引用:「就活はじめの一歩」 51Pより

上記でも述べた「辞めた企業の悪口を言わないこと」と同様、前職を悪くいうのではなく、これからの職場の方が成長できる点を面接でアピールするとともに前職から繋がる志望理由を述べることができています。

このように退職理由から繋がる志望動機を述べることで、反省点や前職からの心の切り替えを知らせることもできます。

営業が嫌で退職し、別の職種に挑戦するケース

「現職では営業として一年間勤務しておりました。日々、多くのお客様にアプローチして、感謝していただくことにやりがいを持って取り組むことができました。しかし、営業として働いていくなかで、徐々に将来性のあるIT分野で専門的なスキルを身につけていきたい(退職理由)と思うようになりました。」

「一年間という短期間で退職することは自分自身のキャリアにとって非常にマイナスになると迷った時期もありましたが、未経験の分野に挑戦するのであれば、23歳という若い年齢のうちに、技術職に挑戦する方がチャンスをつかめるのではないか?(退職理由から繋がる志望動機)と考え退職することに至りました。」

引用:「就活はじめの一歩」 52Pより

このようにしっかりと短期離職の反省を転職理由に加えることも重要です。

労働時間が長くて退職するケース

「前職では三ヶ月間、営業職として、毎日400〜500件のテレアポをして、終電で帰るというスタイルで働いておりました。若くて体力のあるうちは問題ないのですが、この働き方を今後10年、20年と続けていけるかという点で不安が徐々に大きくなり、退職を考えるようになりました(退職理由)。

入社前に、どのような働き方をするのか、という点をしっかりと把握した上で企業を選ばなかった自分自身の浅はかさが、このような短期間での離職につながってしまった原因だと考えております。」

引用:「就活はじめの一歩」 53Pより

この事例のポイントは、「終電」と書かれている点です。

残業が原因で仕事を辞めた場合、必ずどのくらいの時間残業をしていたのか、月何十時間していたのかを明確に伝えましょう。

ただ単に「残業で退職した」と述べてしまうと、誤解をされて残業全てが嫌である、と解釈されるからです。

体を壊しそうで退職した人の面接での回答ケース

「介護の仕事をしてきたのですが、先輩方でも腰を悪くして辞めてしまう方が非常に多く、在籍されている方でも30代の先輩方の多くが腰痛に悩まされていました。

私はまだ体力があったのでどうにかなりましたが、自分もこのまま介護の仕事を続けていって30代・40代になったら、体を壊して続けられなくなってしまうかもしれない(退職に踏み切った要因)。だったらまだ、未経験でも挑戦できる年齢のうちに環境を変えて、キャリアをしっかり積み重ね、継続的に働ける仕事につくために、この時期に退職しました(前向きな退職理由)」

引用:「就活はじめの一歩」 58Pより

ただ単に体調を崩して辞めるのではなく、長期的に働いていくことを見据えた言い方をすることで、面接官も受け取り方が良くなります。

ただ、業界でも有名な激務の会社、ブラック企業で働いていた場合、嘘なく退職した旨を話しましょう。

そうした場合は、面接官も「一年で退職した根性なしの若者」という理解ではなく、「ブラック企業で一年も務めることができる、かつ挫折経験を持った若者」という判断をしてくれるでしょう。

うつ病などの精神疾患を患い、退職したケース

このケースは、正直に起こった出来事を述べる他ないでしょう。

ただ、その時の注意点としては、しっかりと病院から完治した証明をもらい、その旨を面接官に伝えることです。

第二新卒の退職理由(辞めた理由)のまとめ

  1. 辞めた企業を悪く言う
  2. 退職理由をいくつも話す

ここまで第二新卒が言ってはいけない退職理由を紹介してきました。また、状況別の例文も記載しました。

すでにご存知かと思いますが、例文と全く同じような状況はほとんどなく、採用面接する企業の業界や職種によっても最適な退職理由は変わってくるものです。

転職活動では、こうした退職理由のみならず、履歴書や職務経歴書、志望動機、企業とのスケジュール調整などなど全てを一人で行うことは非常に荷が重く、転職エージェントに全てを任せた方が早いのが現状となります。

初めての転職活動かつ、初めての転職エージェントを利用する際は不安になりますが、しっかりと転職エージェントの基礎知識を身につけることで「あなた一人きりで転職活動を行うよりも確実に転職成功を手繰り寄せることができる」と断然します。

ぜひ、下記にある「転職エージェントの基礎知識」を参考にして、転職エージェントを利用してみてください。