【第二新卒の転職理由】面接で聞かれた時の参考回答例を15個紹介

転職理由 第二新卒

第二新卒での転職は、言い換えると「初めての転職」とも捉えることができます。

そんな初めての転職をするときに最も重要なポイントは、転職理由にあります。

第二新卒で転職する場合、目立ったスキルや実績がない分、「なぜ、転職をするのか?」という部分をこれでもかというぐらいに見られます。

面接官からすると、「またその転職理由で会社を辞めないか」と疑いの目で見られるのです。

つまり、第二新卒にとっては、「転職理由」を面接官が納得できるレベルまで作り込むことは非常に大事だと言えます。

今回の記事では、そんな大事な要素である「第二新卒の転職理由」に焦点を当てて、転職が成功するための極意と具体的な例文を10個記載します。

この記事を参考にして、あなたの第二新卒での転職がうまくいくことを祈っています。

そもそも面接とは何か?企業から見る面接と応募者から見る面接

転職理由の話に入る前に、そもそも面接とは何でしょうか?

色々な考えがあると思いますが、面接の多くが「接触点を持つ場」だと考えることが出来ます。

下の図をご覧ください。

第二新卒転職理由接触点

 

二つの円があります。

片方は「応募者」で、もう片方は「企業」です。

この両者が接触する面積が広ければ、広いほど応募者であるあなたと転職先である企業との相性が良くなることを指します。

 

すでにご存じのとおり、企業から内定を貰えるということは、接触点が少なくとも存在することを意味するので、その接触点を面接の場で論理的に証明すればいいことになります。

では、企業と応募者の間にどのような接触点が存在し、それらをどのように接触点があることを証明すればいいのでしょうか?

接触点は主に3つある

第二新卒転職理由1

企業から見る接触点と応募者が見るべき接触点をまとめた図になります。

3つの丸は、「CC(Corporate Culture)」「WE(Work Experience)」「Future」を意味します。

一つずつ解説します。

  • CC(Corporate Culture)とは、「企業の風土」という意味で、風土が会社に合いそうか、応募者が風土に合いそうかを表します
  • WE(Work Experience)とは、「実務経験」という意味で、実務経験が会社で活かせそうか、応募者が実務経験を活かせそうかを表します。
  • Futureとは、「将来」という意味で、応募者の将来は有望な人材になっているか、応募者はその企業で将来やりたいことを実現できるかを表します。

この3つが出来るだけ合う会社を探すことが両者にとって、WINWINの関係になる採用と転職になります。

しかし、この3つのバランスが過度に大きすぎたり、小さすぎたりすると、不採用の原因となります。

3つ接触点がアンバランスな場合に起こる注意点3つ

work-experience

WEが小さくて、CCとFが大きい場合、説得力がない転職理由になる可能性が高い

corporate-culture

CCが小さくて、WEとFが大きい場合、面接での手ごたえはあるが、企業からすると長期的に育てる覚悟が必要になる

future

Fが小さくて、WEとCCが大きい場合、早期離職を過度に疑われる可能性が高い

 

このように、組み合わせによって注意点が明確になります。

そのため、理想としてはすべてのバランスが取れた企業に転職することだと言えます。

3つの接触点をバランスよく保つ方法は、その3つを掘り下げること

WE(Work Experience)は、自身のこれまでの経験と企業の求人情報を調べ、接触点をみつけるように掘り下げます。

CC(Corporate Culture)は、前職(or 現職)の職場の雰囲気に合っていたかどうかを振り返り、企業側の風土は転職エージェントや求人情報を見て掘り下げます。

Futureは、これからの自分と向き合うことで掘り下げます。

WEの掘り下げ方(これまでの経験と企業の求人情報を調べる)

WE(Work Experience)で出来るだけ多くの接触点を広げられるように、まずはご自身の経験を振り返る必要があります。

また、それと共に転職先の求人情報を調べましょう。

調べる際のポイントは以下の点です。

1.誰に、誰と(who)
2.何を(What)
3.どうする、どうしてきた(how)
(企業研究の基本、2W1Hです)

出典:城南就活塾「営業だけはやりたくない」

以上の点を踏まえて以下の図をご覧ください。

応募者(あなた) 不動産営業 企業(転職先) メーカー営業職
何を 不動産営業をしていた
ポスティングをしていた
不動産物件を販売していた
何を 医療機器を販売していた
営業目標をしていた
誰に・誰と 個人のお客様に対して、営業部長と 誰に・誰と お医者様に対して、上司と
どうしてきた ノルマの達成、反響営業
アドバイス(ローンの手続きなど)
どうする 反響営業
提案営業
展覧会での見込み客獲得

参考文献:城南就活塾「営業だけはやりたくない」

CCの掘り下げ方(前職の職場の雰囲気を振り返り、企業側の風土は転職エージェントから聞く、求人情報を見る)

CC(Corporate Culture)の掘り下げ方は、非常に簡単です。

今までの職場の雰囲気やそこで働いていた人の特徴、企業の体質(年功序列や実力主義など)を思い返してみれば、あなたにあっているかどうかが見えてきます。

また、自身の職場を振り返るとともに、企業側の風土は転職エージェントから必ず聞くようにしてください。

求人情報の欄にも「求める人物像」や「必要な経験・スキル」から間接的に読み取れることはありますが、実際に面接するまで正確にはわからないのが実情です。

そのため、転職エージェントを利用し、担当エージェントから見てあなたに合っているかどうかを聞くようにしてください。

出来れば、中小転職エージェントを利用することで営業担当と応募者の担当が一緒になることから企業の風土が分かりやすくなります。

以下におすすめの転職エージェントを5社掲載した記事のリンクを貼っておくのでぜひ、参考にしてみて下さい。

参考:「第二新卒向けおすすめの転職エージェント5選

Fの掘り下げ方(志望動機と将来なりたい姿を組み合わせて考える)

Futureでは、将来どのようになりたいかを掘り下げます。

しかし、ただ単に将来像を考えるのではなく、志望動機での内容と混ぜることでその企業で活躍できそうか、想像がつきやすくなります。

志望動機の詳しい説明は下記の記事をご覧下さい。

参考:「第二新卒の志望動機は将来像と組み合わせること」(※執筆中)

本題:転職理由は転職をしようと決心した理由と将来ありたい姿の組み合わせ

ここから本題である転職理由についてお話していきます。

転職理由を述べる際に必ず踏まえてほしい内容があります。

それは、「転職をしようと決心した理由」と「将来ありたい姿」の2つです。

例を用意したのでご覧ください。

「現職では新規開拓営業として一年間勤務してきました。新規のお客様から信頼を得て、成果を出せたことは、自分にとって非常にいい経験となりました。しかし、現職では一度売ったら終わりの商材を取り扱っていることもあり、お客様と長期的な関係を築くことがどうしても難しいと言う状況(退職理由)があります。営業として、よりステップアップするために、お客様と長期的な関係性を築くことができ、関係性を深めて行けるような仕事に挑戦したい(退職理由から繋がる志望動機)という気持ちで、転職活動を開始いたしました。

引用:「就活はじめの一歩」 51Pより

赤文字:転職をしようと決心した理由

青文字:将来ありたい姿

このように、2つのポイントを含めることで、応募者が転職しようと思った「きっかけ」と転職する「目的」を企業に伝えることができます。

その際、さらに注意する点が2つあります。

それは、「同じ理由で辞めない」と思われないきっかけを用意すること。

もう一つは、「会社のせいにしないこと」です。

例えば、労働時間の長さが原因で離職した場合、ただ単に「毎日終電まで仕事をすることが多く、精神的に追い込まれていきました」とするのではなく「毎日終電まで仕事をすることが多く、この働き方では10年後も続けることが不安だったため、退職を考えるようになりました。」とする方がベターでしょう。

つまり、同じ理由で辞めないことを主張するために単純に「会社の風土や働き方」が合わなかったとすることで突っ込まれた質問を防ぐようにすべきです。

また、そんな労働環境を維持している会社の悪口をいうのではなくて、自身の過ちを認めるように「入社前に、自身の働き方をしっかりと把握した上で企業を選ばなかったことが早期離職に繋がってしまった原因だと考えています。」としましょう。

ここで会社の悪口を述べてしまうと、愚痴をいう人だと勘違いされる要因となります。また、どのような状況でも文句をいうような人材だと見られることから損しかありません。

以上、2つのポイントをきっちり押さえた転職理由を考えるようにしましょう。

第二新卒の転職理由を例文で15個紹介

第二新卒転職理由例文

ここからは、転職をされた方が実際に用いた転職理由を記載しました。

ケース別に分けているので、あなたの状況にあったものを選んで参考にしてみてください。

労働時間が長くて退職するケース1

「前職では営業写真館のカメラマンとして2年間勤務してきました。お客様の人生の節目節目の慶事に関われる幸せな仕事で、また一生に一度の大切な一瞬を切り取るという失敗が許されない仕事の中で、集中力が身につきました。

しかし、繁忙期になると残業が増え休みも取れなくなるという状況が続いてしまうことが多々あり、今後年齢を重ねていったときのことを考えると、体力的に厳しいものがあると感じました。

身体に負担のない就労環境で働くことで、よりベストなパフォーマンスを、長く発揮できるのではないかと思い、この度転職することを決めました。」

労働時間が長く退職したケース2

「前職では、有料老人ホームでの管理栄養士として2年間程勤務していました。老人ホームを利用している方、ひとりひとりの栄養面を管理していくのはとても大変で責任を負う仕事内容でした。

しかしその分、やりがいもあり、ご年配の方との信頼関係を築いていくのは、とても楽しく思えました。

しかし仕事量に対し、人数の少なさ、給料の少なさが理由で退職を考え始めました。

老人ホームの施設から求められることも多く、残業が毎日のように続きましたが、残業代が出ない・定時に帰れないといったことも退職の理由となります。職場での人間関係も大事かと思いますが、仕事量・給料に関して、納得のいく職場を探していきたいと考えています。」

労働時間が長くて退職するケース3

「現職では製薬業界の臨床開発職として約2年6ヶ月勤務してきました。担当病院で行われている臨床試験が正しく行われているかチェックしつつ、薬の安全性や有効性を検証する仕事はやりがいはありました。

しかし病院から連絡があれば真夜中でも対応する必要があったり、終電帰りが当たり前の仕事量だったため結婚後も続けるのは難しい状況(退職理由)でした。

また残業をしても残業代は一切支払われない会社だったことにも強い不満を抱いていました。そこで臨床開発職としてより専門的な経験を積みつつ、家庭を持っても適正な給与で仕事を続けていける環境を求めて転職活動を開始いたしました。」

労働時間が長くて退職し、別な職種に転職するケース4

「前職では飲食店で4年間勤務してきました。

入社して2年足らずで店舗を任される責任者となったことは、私にとっては能力が評価されたということで、その部分においては有意義なものでした。しかし、立場が上がるにつれて徐々に労働時間が増えていき、終電で帰宅する日も珍しくなくなっていきました。

自宅に帰っても、幼稚園に入園したばかりの娘の寝ている姿を見るだけの日々でした。

このままでは自分の時間を持てずに、この先何十年と生活していくのは私には合わないと考え退職をしました。今後はこれ迄の接客技術を活かせる業務、かつ家族との時間も持つことができる仕事に挑戦したいという思いで、転職活動を始めました。」

サービス業から違う職種に転職するケース

「現職では、接客とレジなどを3年、担当していました。お客様と会話、商品な紹介などをさせていただき、笑顔になっていただける事は、大変嬉しく励みになっていました。

しかし、規則も厳しく、時間も短時間の接客の為、自らの考えでサービスを提供する事が出来ませんでした。

もっと、お客様の要望に、応えられるように、信頼をもっと得られて笑顔になっていただける仕事がしたいと思いました。

自らの考えでサービスでき、行動していける仕事をしてみたいと思いました。そして自分が、困難な事が起きても、どこまでできるか、挑戦したい思いました。」

営業が嫌で退職し、別の職種に挑戦するケース

「現職では営業として一年間勤務しておりました。日々、多くのお客様にアプローチして、感謝していただくことにやりがいを持って取り組むことができました。しかし、営業として働いていくなかで、徐々に将来性のあるIT分野で専門的なスキルを身につけていきたい(退職理由)と思うようになりました。」

「一年間という短期間で退職することは自分自身のキャリアにとって非常にマイナスになると迷った時期もありましたが、未経験の分野に挑戦するのであれば、23歳という若い年齢のうちに、技術職に挑戦する方がチャンスをつかめるのではないか?(退職理由から繋がる志望動機)と考え退職することに至りました。」

結婚による働き方や働く時間を見直して転職するケース

「現職では新卒から5年間、ホテルでの接客業をしております。

毎日、県内外からはもちろん海外からも多くのお客様にがいらっしゃりこれまでもとても充実した日々を過ごさせて頂きました。

また、お客様のニーズも出張で利用される方や旅行にいらした方など様々でお客様に合わせた接客を心がけてこれまで従業して参りました。

そして私事ではありますがこの度結婚をするに至りホテルの仕事は夜勤と日勤の混合シフトになる為に残念ではありますが家庭と仕事を両立する為に転職を考えるようになりました。 ただ、この仕事は大好きなのでこれまでの経験を活かし今後もホテル業や接客業を視野に入れて転職をしたいと思っております。」

経理情報システム部門から経理に転職するケース

「前職では情報システム部門として、経理担当の方が使用するシステムの保守・運用業務を三年間担当しました。

社内の方々から信頼を得られ、対応してくれて感謝していると言われたときは非常に喜びを感じました。

しかし、前職ではシステムに関する実務は外部の会社に委託していたため、経理の知識もシステムの知識も中途半端なまま業務を進めていました。このままでは他の会社から見ると、自分の価値はあまり高くならないと感じました。

そこで、より興味のある経理の知識を磨くために、経理の仕事の転職活動を開始いたしました。次の仕事では誰から見ても一緒に働きたいと思ってもらえるような人間になりたいと思います。」

就職した業界が自分に向いていなかったケース

「前職はウェブ上の広告を扱うネットワーク会社に勤めていました。

IT業界や広告業界に特に興味があった訳ではありませんでしたが、成長中の会社で入社してすぐでも自分の努力次第で様々な業務にチャレンジすることができ、その分成果も得られる点に魅力を感じ入社しました。

ですがやはりその業界に特に興味があった訳ではないので中々仕事に対する興味がわきませんでした。営業先とのやり取りは楽しくやりがいを感じましたが、IT業界の形がないものをサービスとして提供する仕事に、やりがいが見いだすことができずにいました。

そのため自分がより興味を持てる分野、自分の特技をいかせる業界に転職することを決意いたしました。」

会社の業績が悪く先が見えずに転職したケース

「前職は製造メーカーの経理部門で働いてました。

最初は上り調子で昇級もボーナスも順調でしたが業務を拡大し始めた所に円高の影響と人件費の安いアジア諸国に移転が決まり、更に工場労働者が人件費削減の為、派遣に切り替え、製品のミスが続出、業績悪化で昇級もなくなり仕事も暇に、今後の不安から転職を決意しました。

元々総務の仕事もしており、社会保険や給与計算も税務にも携わっていました。

経理購買も理解しています。元々パソコンが好きでExcelやWordも扱えるのて今までの経験が活かせステップアップできると思い、転職活動を開始しました。」

現在の幅を広げたくて転職するケース

「私は現在、約2年間旅行業で接客業の仕事をしております。

元々、旅行関係に関わる仕事に就きたいと思い今の仕事に就きましたがここへ来て更に仕事の幅を広げたいと思うようになりました。

具体的には今の仕事は1施設としてその旅行施設のみの案内やお客様対応をしている次第ですがこの仕事をしているうちに施設を出て更に旅行に特化した添乗員の仕事や観光案内の仕事をしたいと思うようになりました。

そう思えるようになったのも今の仕事で旅行を楽しむお客様の姿を見て更に旅の思い出作りのお手伝いをしたいと思ったのがきっかけです。 今の気持ちを大切にさらなる成長とステップアップの為に転職を検討しております。」

正規採用を求めて転職するケース

「非正規の職員として、事務局で各部署から上がってくる案件に対して、チェックおよび訂正依頼を中心に、様々な業務を行ってきました。

しかし、職場の諸先輩から現場経験を積むことを勧められ、また、自分自身現場経験を多く積むことで正規の職員として採用されやすいと思い、転職を決意しました。

実際、現場に出てみると、その瞬間瞬間で判断しなければならず判断に迷うことが多いですが、顧客だけでなく周りの人と連携を取り多角的な視点から判断することで、誰からも信頼されるプロフェッショナルになるべく、努力していきたいと思います。」

美容師として働いて手荒れと体調を崩して退職したケース

「私はあるお店で美容師をしていました。 美容師免許も持っており特に働く分には問題はありませんでしたが、なんせ手荒れが酷かったのです。 手だけでは済まず、うでの辺りまでブツブツが出来だして毎日痒いし、かいてしまっては血が出て痛くなるの繰り返しでストレスも溜まっていました。

美容師としての仕事は凄く楽しかったのですが、凄く手荒れがストレスとなって体調も崩すようになり美容室も休みがちになってしまいそのまま辞めてしまいました。 今も美容師はしておらず、転職を探す時も美容師とは関係ないところで転職し就職をしました。」

自分の年齢と販売されている物とテイストが合わなくなったケース

「現職では、 10代後半から20代半ばあたりをターゲットにしたアパレルブランドに勤めていました。

入社した当時はそのブランドの洋服が好きで、自分の容姿にも似合っていると思っていました。ですが年齢とともに、自分が好きな洋服のテイストも変わり出し、少しずつそのブランドに対する違和感が出てきました。

自分がそのブランドで働いていることが、周りのお客様から、無理しているように見えているのではないかと思い始めたのです。そのため、外資系アパレルブランドに転職しようと決めました。

私はアパレルの世界が大好きです。年齢とともに伝えられるブランドイメージもあると思うので、自分磨きを忘れずに、そのブランドの一員となりたいと思っています。」