PEOって本当におすすめ?雇用者目線で見る無期雇用派遣のメリットと評判

株式会社PEO

出典:株式会社PEO

「派遣切り」という言葉をご存知でしょうか?

2008年に起こった世界的金融危機「リーマン・ショック」が発端となり、自動車産業や電気メーカーなどを中心とする製造業に大規模な影響を与え、労働者派遣契約の打ち切りとそれに伴う派遣業者による労働者解雇・雇い止めが発生しました。

これを「派遣切り」といいます。

派遣社員という立場は、正社員やフリーランス、期間従業員とは異なります。安定した雇用が保証されず、福利厚生、社会からの信用という面で大きなハンディキャップを背負っています。なにより、リーマンショックによる「派遣切り」によって、約230万人もの派遣社員が職を手放さざるを得なかった状況からして「不安定」の一言に尽きるでしょう。

日本の国際競争力も衰えはじめており、「ヒト・モノ・カネ」は国境を自由に行き来しつつあることから、外国人やIT/ロボットに仕事を奪われる未来もそう遠くはありません。

そんな中、不安定雇用を解消する最適解として「PEO」と呼ばれるアメリカ生まれのスキームが注目を集めています。

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「PEO」とは「習熟作業者派遣組織」を指す

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出典:株式会社PEO

「PEO」とはProfessional Employer Organizationの略称で、日本語では「習熟作業者派遣組織」といいます。欧米などの先進国をはじめ、日本でも近年注目されているアウトソーシング(業務委託)の新しい形態です。

右上図のように、PEO会(≒派遣会社)がスタッフを正社員として雇用し、メーカーや製造技術職など各企業の人材需要の増減に応じて人材の配置転換するイメージです。

従来は派遣会社が派遣社員を雇用し、その派遣社員を派遣先に派遣していました。しかし、PEOでは正社員として雇用した社員を、人材ニーズが強い各企業に派遣し、それにまつわる社員の人事・労務管理やシフト調整など全てを一手に引き受けます。

こうした取り組みは「株式会社PEO」や株式会社アウトソーシングなどが行っており、雇用者に多大な利点をもたらします。

※ここでいう雇用者とは、株式会社PEOに入社した正社員(PEOスタッフ)のことを指します。

雇用者が「PEOスタッフ」になる3つの利点(メリット)

  1. 選べるキャリアパス
  2. 年収アップ
  3. 収入の安定化

メリット1.選べるキャリアパス

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1つ目は、配属希望により新たなスキルを獲得できる点です。

「PEO」では、正社員として雇用しているため社員一人一人の配属希望を聞き入れる環境が整っています。また、その希望を叶えるのに必要なノウハウも正社員として雇用することで蓄積し、他の社員に還元できる仕組み作りが実現しました。

派遣会社では実現できないキャリアパスが「PEO」では実現可能です。

また、様々な職場でキャリアの経験を積むことで、豊富な経験値が得られ、転職市場でのあなたの価値が評価されやすくなるでしょう。

メリット2.年収アップ

出典:株式会社PEO

2つ目のメリットは、年収アップです。

もちろんキャリアアップに伴い年収はアップしますが、「PEO」では価格競争の回避により給料をアップしています。

派遣会社の乱立により、低賃金の人売り派遣企業と化す派遣会社が後を絶ちません。それにより苦難を強いられるのは、派遣社員であり、中間マージンをできるだけ多く取ることで派遣会社は儲けを得ています。

この考えに反対し、「地域における熟練スタッフの一括確保・囲い込み」や「お客様からの転籍による採用・教育コストの軽減」の実現によって価格競争の回避をし、出来る限り社員に還元できる会社経営を行っています。

※具体的にどんな高給求人があるか、確認したい方は求人サイト「はたらくヨロコビ」でチェックするといいでしょう。

メリット3.収入の安定化

3つ目のメリットは、収入の安定化です。

PEOは基本的に契約の終わりがない無期雇用派遣なので、正社員として安心して働き続けることができます。

「株式会社PEO」によると、PEOでは期間従業員や一般派遣よりも約10万円多く収入を得ています。さらに、閑散期においても他のPEO企業群への就業が100%可能となり、雇用が安定するメリットがあります。

確実に就業できるのは派遣社員にはない利点であり、これも正社員としてPEOに入社したからこそでしょう。

PEOの評判は悪い?気になる評判・口コミまとめ(Twitterなど)

メリットが多いように思えるPEOですが、期間工より給料が少なく、待遇面で不満などの意見もあるようです。

待遇は配属先に左右されてしまう

期間工のほうがボーナスが多い

もちろん、PEOに対してポジティブ、肯定的な意見も多くあります。

良い求人だった

休んでも給料6割保証してくれる

次の職場を勝手に用意してくれる

短期的に稼ぎたい方には期間工も決して悪くありません。
もちろんメーカーの正社員として入社できる自信がある方は挑戦してみるのもいいでしょう。

但し期間工は雇用保証されておらず、期間工として働くには体力が必要で年齢制限があり、
メーカー社員はそもそも採用されるハードルが高いなどそれぞれデメリット、注意点がある旨は押さえておきましょう。

長く安心して働きたい方にはPEOで正社員として働き、キャリアアップを目指すのも賢い一つの選択肢といえるでしょう。
はたらくヨロコビの求人情報を見ると、PEOでも月収35万円を超える案件は複数あるようです。

まとめ

ここまで「雇用者目線で見るPEOの利点」を紹介してきました。

最後にお伝えしたいことは、派遣社員や期間従業員として勤める前に、PEOとして正社員雇用される利点を今一度考えてほしい点です。

景気変動やグローバル化、AIなどにより5年後、10年後の雇用が守られている保証はないですが、少しでもリスクを減らす対策として「PEO」は有効な対策であり、従業員を守ってくれる新しい取り組みです。

こうした取り組みに賛同する方は、下記の「はたらくヨロコビ.com」からPEOを実現している求人の検索をおすすめします。

無期雇用派遣、はたらくヨロコビ
公式URL:https://www.894651.com/