派遣社員のメリットとデメリットは?企業と主婦の目線で各々解説【雇用】

派遣社員としてこれから働こうかどうか迷っている方へ、これからそのメリットとデメリットを解説していきたいと思います。

主婦の方でも、第二新卒の方でも、派遣社員として働くのであれば、ほぼ誰でも登録できる派遣社員というのは魅力的なものではないでしょうか。

企業側にとっても、自分たちで直接リクルートするより、すでにそんな人材が揃っているのかを把握している派遣会社に人材派遣を頼むほうが楽であるという要素もあり、派遣会社は近年多く存在しています。

それではここで、そんな派遣会社に登録して働くことのメリットデメリットをお話ししていきたいと思います。

第二新卒と主婦が感じる派遣社員として働くメリット

第二新卒と主婦が感じる派遣社員として働くメリットとは以下の3つになります。

  1. 自分の生活リズムを崩さない就業時間で働ける
  2. 残業を強いられない
  3. 家庭の事情で働けなくなった場合には休業することができる

一つずつ解説していきます。

1.自分の生活リズムを崩さない就業時間で働ける

派遣社員として働く場合、登録の際に労働条件やその形態、自分がどのような時間帯にどのくらい働きたいのかという条件を提示することができます。

もちろんだからといって、えり好みばかりしていると、だんだん仕事を紹介してもらえなくなる可能性も出てきますが、登録していれば何かしら仕事の紹介があるので心配はいりません。

2.残業を強いられない

派遣社員として働く場合、雇用契約は実際に働く会社ではなく、派遣会社と契約を結びます。

ですから、最初から残業はなしという雇用契約を結んでいれば残業を強いられても断ることができます。

3.家庭の事情で働けなくなった場合には休業することができる

派遣社員の場合には、長くて一年ごとの更新です。

万が一仕事を辞めなくならなければならなくなった場合にも、雇用契約に書かれた期間に辞める意思を伝えれば問題ありません。

家庭の事情などがある場合に、一定期間休業しても、また仕事ができるようになったときに派遣会社に伝えれば、またそこから仕事を紹介してもらえることができます。

主婦などのように仕事より家庭が第一という場合には都合に合わせて仕事ができます。

第二新卒と主婦が感じる派遣社員として働くデメリット

第二新卒と主婦が感じる派遣社員として働くデメリットとしては以下の3点が考えられます。

  1. 突然解雇される場合もある
  2. キャリアアップがあまり望めない
  3. 主婦なのでということで職場で仕事の輪に入れてもらえない

一つずつ解説していきます。

1.突然解雇される場合もある

派遣社員というのは、会社にとって仕事が多いときには猫の手も借りたいということで派遣スタッフを雇用しますが、仕事が減ったり会社がいきなり傾いたりすると、突然解雇されることもあります。

ただ、安定した収入を確保できるかどうか、という点においては派遣社員であることがマイナスに働きます。

つまり、首を容易に切られる立場にいることを意味します。

橘桃音さんという機械メーカーに勤めてらっしゃるブロガーさんが派遣社員時代のことをこう振り返っていました。

彼女のブログを引用したので、ご覧ください。

某会社にて派遣社員としてフルタイムで働きながら、有給休暇を使って転職の面接をする日々が続きました。
「ここで正社員化されれば、こんな大変な思いをしなくて済むのに。」
それでも、待つことをせず自ら行動を起こしました。
そして現在の会社に、正社員として採用されました。
お世話になった正社員の方々、仲間の派遣社員の方とお別れをしてから1年後に、仲が良かった正社員の方から衝撃の連絡が来ました。

「派遣社員、全員クビ切られることになった。」

いわゆる「派遣切り」です。
直接雇用なんて、お金がかかるから企業だってしたくないですからね。 大手企業を中心に、3年が経つ前にクビ切りが横行した時代でした。
いつかこうなるとは感じていましたが、全員なんてまったく予期せぬ出来事でした。
もしあのままあの会社にしがみついていたらと思うと、ゾッとしてしまいます。
そんな事考えても何も生まれませんし、その事はもう考えないことにしました。
行動を起こして正解だった。」 結果論として、私はそう思うことにしました。

引用:派遣から正社員へなりたい執念が身を結ぶ。成功を妬むマイナス思考の人とは距離を置く

つまり派遣社員として働いてきた桃音さんが早めに行動し、別の会社で正社員として内定を貰ったことで「派遣切り」を免れた事実を告白しています。

2. キャリアアップがあまり望めない

派遣の場合には、職場であまり重要な仕事を任せてもらえません。

いわば、だれでもできる仕事が多いです。

特に主婦となると、やはりおこぼれ仕事が多くなる可能性が高いのでそのあたりはキャリアアップを望んでいる方にとってはデメリットとなります。

3.主婦なのでということで職場で仕事の輪に入れてもらえない

主婦で仕事をしているというと、独身で仕事をしている人に比べ、ご主人の収入があるということで暇つぶしに仕事をしているとか、経済的に緊迫しているわけではないと思われ、職場で疎外感を感じることがあるかもしれません。

企業側から見る派遣社員のメリット

企業側から見る派遣社員のメリットとしては以下の3つになります。

  1. 必要な時に雇用し、必要がなくなれば解雇できる
  2. 必要な仕事内容に必要な人材を探して仕事をしてもらえることができる
  3. 雇用される人材とは、直接雇用契約を結ぶ必要がないので企業側はとても楽

一つずつ解説していきます。

1.必要な時に雇用し、必要がなくなれば解雇できる

派遣社員は直接企業と雇用契約を結びません。ですから企業側にとっては、必要があれば雇用し、必要がなくなればあっさり解雇すればよいので問題がなく楽です。

正規雇用であれば、仕事が少なくなっても雇用し続ける必要も出てきますが、派遣社員であれば契約期間終了で更新さえしなければいいので、比較的簡単に雇用人数をコントロールすることができます。

2.必要な仕事内容に必要な人材を探して仕事をしてもらえることができる

短期間でも企業に必要になった仕事に対して良い人材を探して仕事をしてもらうことができます。

わざわざ正規雇用のスタッフをトレーニングしたり、人材を社内でまかなったりして体制を崩す必要はありません。

すでにトレーニングされたその仕事のニーズに合ったスタッフを必要な期間だけ雇用すればいいからです。

3.雇用される人材とは、直接雇用契約を結ぶ必要がないので企業側はとても楽

雇用者と企業側に何か問題が起きても、間に人材派遣会社が入っているので企業は楽です。

たくさんの応募者の中から企業が書類選考から面接などをしなくてもよく、人材派遣会社がすべて担ってくれ、雇用契約も結んでくれるため企業にとっては派遣社員を使うメリットはたくさんあります。

企業側から見る派遣社員のデメリット

企業側から見る派遣社員のデメリットは以下が考えられます。

1.企業への忠誠心はない社員なので、適当に働かれる可能性もある

正規雇用であれば、企業の成長に貢献すればボーナスが増えたりお給料があがったりという利点があるので一生懸命働いて企業に認めてもらえるように頑張ろうとしますが、派遣社員の場合には、外注のスタッフとして企業に働きに出ているだけなので、忠誠心というのは全くないと言えるでしょう。

ですから、適当に働かれるという可能性もあり、正規社員と比べて一生懸命さに欠けるということも出てきます。

また、雇用契約書に書かれていない仕事はしないという派遣社員も多いので、たとえ仕事ができたとしても、ちょっとこれもお願いというようにどんどん他の仕事を頼むことはできません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。派遣社員として働くメリットデメリットについて、いろいろなことが想定されることが見えてきたと思います。これから派遣社員として働くことを考えている皆さんに念頭に置いていただきたいことは、

  1. 働き手にとってメリットとデメリットがあり、自由に仕事を選んだり計画してキャリアを積むことができる可能性がある一方で、
  2. 雇用者側にとってもメリットとデメリットがあり、派遣会社が宣伝しているような良い面ばかりでもない。
  3. 常にメリットデメリットを念頭に置いて派遣社員として働く道を選ぶ

このようなことが大切かと思われます。
しかし派遣社員として働くということはいろいろな種類の職場に入って学ぶことができるという利点があるので、そのように職場や職種を変え、新しい環境や人間関係に順応できる人にとっては良い雇用形態になるのではないでしょうか。是非頑張ってください。