フリーランス向けエージェントの一覧と比較【評判】
フリーランスといってもデザイナーやシステムエンジニア、SE、プログラマとたくさんの職種があります。そこで、上記では紹介しきれなかったフリーランス向けエージェントの一覧と比較をしていきます。
順番 | エージェント | マージン |
1 | レバテックフリーランス | 非公開 |
2 | ギークスジョブ | 非公開 |
3 | Midworks | 20%(実質15%) |
4 | エンジニアファクトリー | 非公開 |
5 | PE-BANK | 8%〜12% |
6 | ハッピーエンジニア | 非公開 |
7 | PROSheet8 | 8万〜10万円 |
8 | スキルサーフィン | 非公開 |
9 | SEプランナー | 非公開 |
10 | クラウドテック | 非公開 |
11 | High Performer | 非公開 |
12 | ITプロパートナーズ | 非公開 |
そもそもフリーランスエンジニアとは単なる一つの雇用形態
フリーランスエンジニアとは、企業と業務委託契約を結んでいる個人事業主を指します。
こう聞くと、フリーランスになるのが難しいのではないかと思うかもしれませんが、単なる一つの雇用形態にしか過ぎません。
フリーランス | 正社員 | 派遣社員 |
個人事業主として 企業と業務委託契約 | 企業と直接雇用契約 | 派遣元と雇用契約 |
このように比較すると、「直接企業と契約」「派遣元と契約」「個人として契約」の違いでしかないとわかるでしょう。
未経験者はエンジニアとして実務経験を積もう【独学は厳しい】
上記でも説明したように未経験での案件紹介は原則的にありません。そもそもフリーランスエンジニアは人が足りないけれど、正社員として人を雇うまでもない場合、短期的スパンで参画してもらうことを指します。
ですから、フリーランスエンジニアになるためにまずは実務経験を積むようにしてください。それは、アルバイトでも派遣でも正社員でも構いません。即戦力として参画できるだけの実力を兼ね備えれば問題ないです。
フリーランスエンジニアの年収と平均年収【20代30代40代】
大手クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」によると、年代別平均年収と業務別平均相場は以下のようになります。
年代別平均年収
20代-350~400万前後
30代-400~600万前後
40代以降-450-650万前後
業務別平均相場
プロジェクトマネージャー:600-700万前後
サーバーエンジニア:500~600万前後
ネットワークエンジニア:550~700万前後
ソフト系エンジニア:450万~600万前後
プログラマー(常駐委託):400万~500万
引用:クラウドワークス
数字以上に地方と東京には格差があるため、エンジニアとして年収1000万円を超えるには東京での勤務が必須と言えます。また、案件数も天と地の差があり、実績やエンジニアとしての技術を追い求めるのであれば勤務地は東京都一択でしょう。
フリーランスエンジニアになる5つのメリット
フリーランスになることで以下のメリットがあります。
- 収入増加、副業が可能
- 働く場所や時間を自由に選べる
- 伸ばしたいスキルを自分で選べる
- 煩わしい人間関係に悩まない
- 税金やお金の知識に強くなる
一つずつ解説していきます。
メリット1. 収入増加、副業が可能
スキルと実績に応じて単価がアップするフリーランスでは年収1000万円も可能です。しかし、企業勤めの正社員の場合、エンジニアの平均年収は569万円に止まっています。
また、フリーになることで副業も可能となるため年収を上げる余地が生まれるでしょう。
メリット2.働く場所や時間を自由に選べる
フリーランスは「常駐型」と「持ち帰り型」に分かれます。つまり、案件により企業へ出社の有無を決められるため満員電車のストレスや移動時間の削減が可能です。
また、私服勤務や勤務地も案件によるので自分が望む条件で働くことができます。
メリット3.伸ばしたいスキルを自分で選べる
案件によって求められるスキルが限定的であり、自分が伸ばしたいスキルに合った企業を選択可能です。
その分、一つの分野に対して深い知識、経験を持つことができ、人よりも重宝される人材となるでしょう。
メリット4.煩わしい人間関係に悩まない
乗り気でない飲み会や勉強会、社内政治に関与する必要がなく、自分の意思で選ぶことが可能です。結果として、個人の時間が増え、無駄な出費が減るので大きなメリットの一つでしょう。
メリット5.税金やお金の知識に強くなる
後述しますが、個人事業主(フリーランス)になると自分で確定申告をしなければいけません。何が経費になり、何がならないのか。節税はどの程度可能なのかなどなど、会社勤めでは考えることがない税金周りの知識が身につきます。
フリーランスエンジニアになる5つのデメリット
一方、フリーランスエンジニアになると以下のようなメリットもあります。
- 求められるのは”結果”のみ
- 税金を自分で収める必要がある
- 自分ができることを繰り返すだけになる
- 孤独を感じる
- 収入の安定性に欠ける
デメリット1.求められるのは”結果”のみ
フリーランスエンジニアに求めらるのは結果だけです。
社内政治に関わらなくてもいい反面、フリーランスエンジニアは実力を出さないと契約を切られる恐れがあります。結果を出し続けられさえいれば、デメリットにはなりませんがいかなる時もプレッシャーにさらされていることが自覚するべきでしょう。
デメリット2.税金を自分で収める必要がある
フリーになると、自分で確定申告をしなければいけません。
サラリーマンでは会社が事務処理を肩代わりしてくれただけでなく、健康保険料と厚生年金保険料は会社が半分負担してくれています。しかし、フリーになると確定申告だけでなく、国民健康保険にグレードダウンし、自分で収める必要があります。
デメリット3.自分ができることを繰り返すだけになる
フリーランスを受け入れる企業は、即戦力を求めています。その結果として、今できることを軸に仕事を選ばざる得ません。
会社員であれば、会社内でプロジェクトを立ち上げ新しい技術に毎日触れられる環境が作られる可能性が高いですが、即戦力を求められるフリーランスは今できることで結果を残すことが求められます。
もちろん常日頃から勉強と実践を重ねて新しい技術で仕事受注することも可能でしょう。ただ、会社員と比べると、その機会に自然と恵まれる機会は確実に減ります。
デメリット4.孤独を感じる
フリーランスは、業務委託提携で会社と契約を交わしている存在であり、社内の人間はではありません。外部の人間です。
どうしても外部の人間は、社内の人間と深く交流しようにもいついなくなるかわかりませんし、積極的に深く関わろうとしてくる人も珍しいでしょう。ある意味、それが楽にも感じる人もいますが、孤独であることには変わりありません。
デメリット5.収入の安定性に欠ける
フリーランスは契約先企業の顔色ひとつでクビになる可能性があります。フリーランスからエージェントに委託先を変更して欲しいと頼むこともできますが、それは企業も同じようにフリーランスを切れることを意味します。
一方、会社員はいくら仕事ができなくてもいくつかの厳格な理由がなければ、社員を正当に解雇できません。クビに関して言えば、フリーランスは不安定であると言えます。
フリーランスエンジニアの実態と必要な資格
上記では言いきれなかったフリーランスの実態について述べていきます。
実態1.労働時間と在宅勤務
常駐案件の場合、140時間〜180時間で区切られており、それをオーバーすると時間清算になります。
在宅勤務も変わらず、140時間〜180時間になります。しかし、常駐案件と異なる点は始業・終業の報告がある企業やすべて自由にさせてくれる企業もあります。
また、中には週1でSkypeミーティングへの参加を義務付ける企業もあります。
実態2.35歳過ぎたら仕事が無くなるのか
上記でも述べた通り、今できる仕事だけをやっていれば将来仕事は無くなるでしょう。常に技術を磨いて、いろんな場で自分を売ることも重要となってきます。
実態3.資格は必要ない
すでに述べた通り、資格はなくてもフリーランスエンジニアになります。実務経験を2年以上積んでいき、お客様からヒヤリングを行い、その機能を実装できる、納期までに行える、品質を担保できるといった基本的なことができれば、東京なら仕事には困らないでしょう。
フリーランスエンジニア転向に適した年齢
フリーランスエンジニアの失敗しない案件の選び方
せっかくフリーランスになるんだから勤務地や給料、自分のスキルが全て合致した案件を選びたいと考えるでしょう。その気持ちわかりますが、フリーランス初めての方には、ぜひ下記の点を押さえて案件選びのコツにして欲しいと考えています。
案件選びのコツ1.自分のスキルと強みが合致しているか
フリーランスに求められるのは、即戦力としての実力と成果です。
そんな時、新しい技術に目移りして少し背伸びをした案件を受注したとします。すると、クライアントからの満足度は下がり、単価も上がらない可能性が高くなります。
素直に今できる技術を発揮できる場所を選ぶことで、単価アップや双方の満足度が格段に上がりますよ。
案件選びのコツ2.自分のワークスタイルを優先させる
「私服勤務OK」「常駐型 or 非常駐型」「ヘッドホンOK」「お菓子OK」「自宅と勤務地が近い」「10時以降の出社」といったこれだけは譲れないワークスタイルがあるかと思います。
こうした条件以外の案件を請けないことも自分のパフォーマンスを発揮するのに欠かせないコツになります。
案件選びのコツ3.納期が厳しくない
納期が厳しい案件は請けてはいけません。当たり前ですが、納期が厳しいとピリピリして、居心地最悪の中で仕事しなければいけません。
もちろん、契約上残業する必要はないですが、ピリピリした雰囲気の中で一人帰宅するのは気持ちいいものではありませんし、フリーランスエンジニアを取引先だと考えないアホな社員ともそうした会社だと遭遇します。
余力を持たせた計画するきちんとできない会社に行くのはデスマーチに自ら飛び込むのと同じなので、注意して選ぶようにしましょう。
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