派遣や契約社員ではだめ?第二新卒が正社員を目指すべき理由

第二新卒での転職活動がうまくいかないと「派遣社員」や「契約社員」になることを視野に入れ始めるかもしれません。

しかし、第二新卒では“絶対に”正社員を目指すべきです。

今回の記事では、第二新卒で正社員を目指すべき理由を述べていきます。

第二新卒から派遣社員や契約社員になろうと、考えている人はこの記事を参考にして、自らのキャリアを今一度考えていただければ幸いです。

第二新卒が派遣社員や契約社員ではなく正社員を目指すべき理由とは?

正社員を目指すべき理由は、単純にメリットよりもデメリットの方が多いからです。

まずは、どれだけ正社員が恵まれているのか、正社員、派遣社員、契約社員の比較を確認して見てください。

  正社員 派遣社員 契約社員
生涯賃金 ✖︎ ✖︎
福利厚生
残業
雇用の安定 ✖︎ ✖︎
社会的信用
転職市場での評価
スキル

上記の表を参考にしながら、各雇用形態の定義とメリット、デメリットを説明していきます。

派遣社員とは何か?派遣社員のメリット、デメリット

派遣社員のメリット

サービス残業がなく、残業代が発生した場合は、時給の25%アップの残業代ができる点で正社員よりもメリットを感じることがあります。

派遣社員は、派遣会社と契約していることから立場上、お客様になります。

派遣先企業と派遣会社の間でしっかりとした雇用契約が結ばれていることからそのルールに該当しないことは違法とみなされ、派遣社員は派遣会社に相談し、派遣先企業を変えることが可能となります。

パワハラ、セクハラなどの問題が起きても派遣先企業の変更をすれば、問題解決するため、人間関係の問題で悩むことも少なくなります。

また、働く場所や時間帯などもフルタイムの正社員とは異なり、ご自身の状況に合わせて選べるところも魅力的な部分です。

派遣社員のデメリット

一方、デメリットとしては、最長契約期間が”3年”という期間でクビを切られてしまう点です。

3年ルールと呼ばれるルールがあり、「3年以上雇用する場合、企業側がその派遣社員の雇用を安定させるための対策を取らなければいけない」ことを指します。

一見すると、ずっと雇用してくれそうだと感じますが、実際は派遣社員として、雇っている時点で人をできるだけ安く雇い、繁忙期が終わるとクビを切って支出を減らす狙いがあります。

また、企業内情報が漏れることを避け、派遣社員には重要な仕事を任せず、ルーティーンワークだけをやらせる傾向にあります。

これでは、経験実績ともに何年働いたところで、大した評価にはなりません。この点はよく考えてデメリットを意識する必要があります。

派遣社員に向いてる人

未経験から経理職や貿易事務職などの事務職を目指す人と看護師、薬剤師などの実務経験がある人

未経験から経験を積んで経理職や貿易事務への転職を目指す人には、向いていると言えます。バックオフィス系(事務職全般)は、非常に人気が高く、ポストにほとんど空きありません。

よほどのことがない限りは、正社員として未経験の人を雇うこともないため派遣から経験を積んで正社員へとステップアップしたい方には向いています。

また、すでに実務経験を積んだ看護師や薬剤師も時給がかなり高く、自由な時間帯で働くことが可能となるため向いていると言えます。

派遣社員に向いてない人

安定を求める人や手に職がない人

一言でまとめると、生涯賃金が派遣社員と正社員とでは2倍以上の差になります。

これが派遣社員を目指すべきではない最大の理由です。

手に職があれば、安定も給与も手に入りますが、使えるスキルやノウハウがなければ、賃金に大きく差が開くのは紛れもない事実です。

契約社員とは何か?契約社員のメリット、デメリット

契約社員のメリット

契約社員の意思によって、労働時間、労働条件、勤務内容、仕事内容を選ぶことができます。

契約社員の仕事内容は雇用契約によって定められているので、使用者との話し合いのもと、契約社員の意思によって自由に変更が可能となります。もちろん、残業を行うことなく、定時に帰ることも可能ですし、転勤もありません。専門的な実績やスキルがあれば、正社員よりも稼ぐことができます。

契約社員のデメリット

ボーナスがない点において、デメリットを感じざるを得ないでしょう。

また、契約満了後に更新されない場合は、職を失うこともあります。ローンや社会的な地位に関しても信用が低い点も大きなマイナスポイントなります。

そして、退職金制度も通常ないことからご自身で貯蓄しておく必要があります。

少なくとも派遣社員や正社員よりも不安定な雇用形態だと言えます。

契約社員に向いてる人

自由なライフスタイルで働いていきたい人

上記でも述べたように、会社に縛られながら働きたくない人には向いています。

また、身につけたい技能や資格がある方やある一定の期間だけ働いて契約が切れたら職場を変えて働きたい人にも向いている雇用形態です。

契約社員に向いてない人

安定を求める人や手に職がない人

派遣社員と同様、スキルや実績がない人には向いていない働き方です。

金銭的な余裕を考えると、正社員になることが生活を安定させる最も簡単な方法であると言えます。

正社員とは何か?正社員のメリット、デメリット

正社員のメリット

最大のメリットは、安定した雇用形態です。

これは、賃金の面でも社会からの信用の面でも言えることであり、契約社員や派遣社員にはない特徴でしょう。

中でも、賃金の差は派遣社員や契約社員の生涯年収が1億688万円と言われている中で、2億1657万円にもなります。

その差は、2倍以上

賃金以外にも職歴として評価される点や福利厚生の恩恵を受けやすい点なども含めるとメリットが多いことがわかるでしょう。

正社員のデメリット

一方、デメリットとしては、長期休暇が取れないことやサービス残業を強いられる可能性があることなどが挙げられます。

また、異動や転勤、望む業務内容を任せられるか決められてないこともデメリットとして挙げられます。

正社員に向いてる人

安定や生涯賃金の高さを求める人

すでに述べているように、家族を持ちたい人や結婚したい人、両親を安心させたい人であれば、正社員になってその恩恵を受ければ、よほどのことがない限り困りません。

信用があることでお金を借りることができますし、それを元手に起業することもできます。

将来の選択肢の多さを取るのであれば、正社員で経験を積んで、成長したら独立するなり高給取りになるなどいくようにも人生設計ができるようになります。

正社員に向いてない人

組織の中で働くことができない人

会社員というのは、組織人です。組織の中でうまく立ち回り、時には根回しや頭を下げる場面が多々あります。

そんな時、その会社の常識や社会の常識に耳を傾け、違うとわかっていても従わなければいけません。それが日本でいうところの社会人であり、日本のサラリーマンに求められている最低限の能力です。

つまり、常識を常識として受け入れられない人には向かない雇用形態です。

第二新卒で転職するなら正社員一択

このように、各雇用形態には一長一短がありながらも生涯賃金や安定性の面のみならず、社会的信用、転職市場の評価にも大きく関わってくることがわかったと思います。

第二新卒という大事な時期に正社員を目指し、職歴とスキルを蓄えていくことが最も合理的な選択だと言えます。

そのためには、転職エージェントを利用し、第二新卒者でも正社員雇用が可能な企業を探す必要があります。

転職エージェントを利用することで職務経歴書や履歴書の添削はもちろんのこと、面接対策、退職後のサポートまで行ってくれます。

こうしたサポートを全て無料で利用することができるので、ぜひ参考までに下記の記事を見てみてください。

必ず参考になる情報を得ることができますよ。

まだまだ派遣社員や契約社員のことを知りたい方にその詳細を述べていきます。

派遣社員がマイナスの印象を持たれるようになった理由

そもそも派遣社員は、スキルや実績を持った人を高給で雇うものでした。

例えば、看護師や薬剤師などがそれです。

しかし、2000年以降どんどん派遣社員やアルバイトなどの非正規社員になる人が増えていきました。

その後、景気が大きく悪化した際に、非正規社員は契約期間を満了後に仕事がなかったり、解雇されるなどしてイメージが悪化していきました。

その結果、不安定な職業に就く人というイメージが定着してしまいました。

派遣社員は一長一短

派遣社員は冒頭でもお伝えしたとおり、基本的に残業はないですし、契約期間を満了すれば、契約を継続せず、別の企業で働くことも可能です。

一方、正社員は残業を強いられるますし、場合によっては転勤も強いられます。

また、企業から企業へと転職を繰り返すジョブホッパーに対しては、定着しない人材だと思われ、市場価値が下がる傾向にあります。

このように、正社員と派遣社員の働き方は、一長一短あることがわかるでしょう。

しかし、上記でも述べた通り、長期間働きたい人、家族の大黒柱になる人などは避けた方がいいでしょう。

派遣社員でも継続的に契約を行なってくれる会社もありますが、年齢が上がるにつれて派遣先が受け入れなくなり、景気の変動に収入を左右されやすいです。

一方、将来結婚して専業主婦になる、いろいろな企業で経験を積みたい、夢があってそれを実現させるために時間を確保したい、といった目標、目的がある人にはオススメできる働き方であると言えます。

第二新卒者のような経験が浅い人も派遣社員になれるのか?

基本的に可能です。

ただ、ある特定の職種に関しては、資格や実務経験が求められることがあり、第二新卒者でも派遣先が見つからないなんてこともあります。

そうした場合は、簡単な仕事から始めていくことも考えられますが、なんにせよ派遣社員としての期間は実務経験に含めないと判断する人事もいます。

そのため、簡単な業務である一般事務や雑務、電話対応を始める方はよく先を考えて始める必要があります。

こうしたことを考えると、資格の勉強をしながらハローワークや転職エージェントを使い、正社員を目指す方が現実的であるとも言えます。

派遣社員として働く甘い罠(デメリット)

一見すると、派遣社員は自由で給料が高く見えますが、実際はそうではありません。

以下の項目をごらんください。

給料が高い

時給に換算すると、派遣社員の給料は高い傾向にあります。

しかし、それは昇給がない、ボーナスがないことから長期的な視点で見ると、明らかに正社員の方が生涯賃金で高くなります。

このカラクリを知っていると、派遣社員になるのに躊躇する気持ちを持つことができます。

楽に働ける

これも派遣社員のメリットとしてあげられますが、言い換えると責任の大きい仕事は任されない。つまり、誰にでもできる仕事しかできず、実務経験もスキルも身につかない。よって、転職市場での価値が上がるどころか年齢とともに下がってしまうことを指します。

仕事を変えやすい

正社員よりも仕事を変えやすいメリットがあります。

しかし、これも言い換えると、ジョブホッパーとして人事からは見られることにもつながり正社員への採用へと繋がらないケースが多々あります。

派遣のメリット

働く場所・時間を選べる・未経験職種でも働きやすい・残業があるかどうかを選べる

正社員で働くより年収が高い

紹介予定派遣を利用すれば正社員になりやすい

別の会社に勤務場所を変えられる