仕事が辛いなら我慢するな|第二新卒で退職・転職すればいい

新卒入社した方の中には、仕事が辛いけど辞めるにもやめられない状況の方がいます。

中には、「石の上にも3年」という言葉を信じ切り、とにかく3年間は何も考えずに続けよう、と思うことでしょう。

しかし、この3年という年数には何の根拠があるんでしょうか?

今回の記事では、「仕事が辛いなら石の上にも3年なんて言葉を気にせず、第二新卒で退職・転職した方がいい理由」を解説していきます。

退職した方がいいか迷っている方は、ぜひ最後まで読んでください。

【3年】仕事が辛いなら我慢せずに第二新卒で退職・転職すればいい

結論から述べると、「石の上にも3年」という言葉は間違っています。

それを鵜呑みにすることでハラスメントや極度の長時間労働、いじめによって、再起不能になる必要なんてどこにもありません。

なぜ、間違っていると言い切れるのか、それには以下3つの理由があります。

  1. 時代が違う
  2. 下手をすると、会社に殺される
  3. キャリアは自ら考え、作っていくもの

一つずつ解説していきます。

1. 時代が違う

1つ目には、石の上にも3年と言われていた時代と現在の外部環境が全く違うからです。

このことわざがどの年代で「仕事に対する格言」となったのかは疑問ですが、終身雇用の状況を踏まえてこのことわざが広まったのは、容易に想像がつきます。

その根底には、一つの会社に長く勤め続けることこそ至高といった美学のものを感じます。

しかし、現在は違います。

売り手市場かつ、賃金の伸びが昔よりも低い、かつ役職が上がっても責任ばかりが重くのしかかってくる職場に長くいても会社に使われるだけです。

こうした背景も含めてことわざについて考えると、現在の環境と必ずしも一致せず、自らその言葉の真意を考える必要があるでしょう。

もちろん、何の考えなしに辞めろといっているのではなく、自分のキャリアを意識して、異動希望や担当業務を常に考える姿勢を持つようにしましょう。

2.下手をすると、会社に殺される

記憶に新しい方もいるかと思います。

2016年と2017年には上記のニュースが大きく取り上げられました。

自殺なんて自分がするわけない、なんて思うかもしれませんが、自殺する方の多くが他の選択肢を考えられなくなり、自殺の選択を取ります。

この選択肢を考えられなくする要因が「常識を非常識として疑わない視野の狭さ」と「過労による思考力の低下」です。

これらにより、「石の上にも三年」が当たりのように果たさなければいけない義務だと錯覚してしまうのです。

その結果、過労自殺やうつ病で貴重な20代を棒に振ってしまう人が大勢います。

必ず常識と言われていることを疑ってください。

「3年続けろ」の真意は言った人にしかわかりません。

3. キャリアは自ら考え、作っていくもの

「とりあえず3年間は続けろ」という言葉を鵜呑みにしている人には、自分のキャリアを主体的に考えていく力が欠けています。

なぜなら、この言葉を信じている時点で将来について考えず、会社にしがみついていこうとする気概が見て取れるからです。

以前は、会社が従業員を育てるために色々な業務を経験させ、一生同じ会社に勤めてもらえるように努力していました。

つまり、個人のキャリア形成は会社の人事権に委ねられ、行われてきました。

しかし、時代は変わり、大企業でもリストラの話題が出ます。

市場規模はどんどん縮小し、優秀な人に仕事が集まり、自動化によってロボットにできる仕事は奪われます。

こうした現状を把握しているのならば、現職のつまらなく、辛い仕事に時間を使っている暇はないはずです。

もっとスキルと実績を喜んで積んでいけるような仕事にいち早く出会うことこそが20代初めての転職で行うことだと言えます。

まとめ【3年】仕事が辛いなら我慢せずに第二新卒で退職・転職すればいい

  1. 石の上にも3年は間違っている
  2. 時代が違う
  3. 下手をすると、会社に殺される
  4. キャリアは自ら考え、作っていくもの

以上が「【3年】仕事が辛いなら我慢せずに第二新卒で退職・転職すればいい」のまとめになります。

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